お知らせ&書庫

ホーム » お知らせ&書庫 » ペレットクラブ メールニュース(No.283)を配信しました(5/31)

ペレットクラブ メールニュース(No.283)を配信しました(5/31)

【Pelletclub E-mail News◇2026.5.31◇No.283】を配信しました。

なお、前号(E-mail News◇2026.4.30◇No.281)は、こちらから。

※ 当会のWEBに掲載するE-Newsの添付ファイルについては、最新号が配信された段階で、前号のファイルをアップします。なお、当会会員宛に配信してい るE-Newsには、ファイルを添付して配信しております。 ———————————————————————————————————————————

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
Pelletclub E-mail News ◇ 2026.5.31 ◇ No.283
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

当会では、5月20~22日に東京ビッグサイトで開催されたNEW環境展において、バイオマスの集合展示であるBioenergy 2026を企画しました。

今回で4回目となる企画には8社から出展をいただくことができました。
https://pelletclub.livedoor.blog/archives/30076817.html

NEW環境展/地球温暖化防止展の主催者によると、3日間の累計来場者数は9万8千人ということでした。

展示会のテーマが幅広いにも関わらず、バイオマス関係の方々に来場いただき、様々なご意見をいただくことができました。

足元では、米国とイスラエルによるイラン攻撃の影響で原油の供給に危機が生じていますが、政府が一向に再エネへの転換を表明しないからか、バイオマスに対する世間の注目はさっぱり、という感じでもありました。

国民が鈍感なのか、政府発表を信じ切っているのか、あるいは思考停止か、なにが理由かはわかりませんが。

今年もまもなくペレット協会による統計調査が実施されますが、毎年国産ペレットの生産者が減り続けており、「ペレット難民」の問題は当会だけでなく、他の団体でも共有されつつあります。

ペレット生産者の減少は、次のような理由が背景にあります。

1)原料(特に原木)価格の上昇(FITとの競合、調達難)
2)電気価格、燃料価格の上昇(生産コストだけでなく輸送費にも影響)
3)需要の減少(特にペレットボイラの減少)
4)機器の老朽化(機器の更新に補助金は適用されない)
5)生産規模(事業という観点からすると小規模生産は難しい)

どの理由も簡単には解決しませんが、一度、生産の仕組みが失われると再生するのは難しいので、事業が停止する前に、なんとかしないといけません。しかしながら、生産者自体が既に数十年の取り組みの中で高齢になり疲れてしまっている現状もあり、事業に区切りをつけたいという気持ちもあると聞いています。

欧州では、家庭用のペレット認証であるENPlusが増加し続けており、2025年は1,450万トンを超える見通しだとのことです。

Record year for ENplus as certified pellet production exceeds 14.5 million tonnes in 2025
https://www.canadianbiomassmagazine.ca/record-year-for-enplus-as-certified-pellet-production-exceeds-14-5-million-tonnes-in-2025/

国別でみると、上位3位はドイツがダントツの395万トン、オーストリアが189万トン、フランスが108万トンです。そのあとは、ポーランド、スペイン、ベルギー、ブラジル、チェコ、クロアチア、イタリアです。

国内生産が10万トンに満たない日本としては、まるで別世界です。

例えば、ドイツは人口が8,400万人弱ですが、認証ペレットは400万トン近くあります。これだけの規模があれば、化石エネルギーの代替として一定の認知が得られるでしょう。

いわんやオーストリアは900万人くらいの人口で190万トンです。東京都や神奈川県くらいの規模で190万トン。

ブラジルは不明ですが、これらの認証ペレットの多くは製材副産物を原料としていますが、日本では原木を主な原料としているので、この点も重要だと思います。

しかしながら、国内市場を相手とした国内の製材は、ウッドショックや新築住宅の減少、現在はナフサショックで製材不況の様相を呈しており、果たして製材とセットになったペレット生産が有効かというと、さて。

森林率だけならば、この統計にあるどこの国にも負けていないはずなのに。
つまり、純国産の資源が豊富なのに、です。

今月のニュースを送ります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ペレットクラブ電子メールニュース
https://www.pelletclub.jp
http://pelletclub.livedoor.blog/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━