会の目的と活動

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ペレットクラブとは

ペレットクラブは、再生可能な木質バイオマスエネルギーの中でも木質ペレットに特化し、その普及を目指して活動している非営利団体です。

ペレットクラブは、ペレット生産者やペレット製造機器メーカー、燃焼機器メーカーといった営利企業の業界団体ではありません。ペレットに関心を持つ市民・消費者の立場から、行政・自治体、産業界と連携し、お互いの情報共有と合意の形成、情報発信を主たる目的として活動しています。

活動履歴はこちら(PDF)

ネットワーク図

ペレットクラブの歴史

木質ペレット燃料は、1980年代にブームとも呼べる現象が起こりましたが、 様々な課題 を乗り越えることができず、普及するに至りませんでした。この過去の経験に学びつつ、現実的な議論を通して木質ペレットの普及にチャレンジしようと、2001年5月に「ペレットクラブ準備会」が発足されました。

以降、約3年間は全国的なネットワーク形成の"準備期間"と位置付けて活動してきましたが、2004年3月開催の総会において、より本格的な活動を展開すべく、本会へと移行しました。同年4月1日からは、「ペレットクラブ」として活動を開始しています。

木質バイオマスの有用性

木質バイオマスをエネルギー利用することの有用性として、下記のようなことがあげられます。

  • 地球温暖化の防止に有効なエネルギーであること
  • エネルギー安全保障の向上に寄与すること
  • 間伐材や製材副産物等の未利用木質資源の有効な利用方法であること
  • 室内環境を含む大気環境を向上させること
  • 地域資源の活用によって産業・雇用に貢献できること

ペレットクラブの目的と活動内容

ペレットクラブは、木質ペレット燃料の生産と消費をつなぐ流通システムを構築し、木質ペレット燃料を社会に適切に普及・定着させることを目的としています。この目的を達成するため、私たちは、以下のような活動を行なっています。

ペレットクラブの主な活動内容
  1. インターネットやメールニュース等を通じた情報発信
  2. シンポジウムや展示会等による普及啓発
  3. 木質ペレット燃料と燃焼機器の規格化・認証
  4. 全国的なペレット・ネットワークの形成と交流

ペレットクラブは、木質ペレットに興味を持つ全ての人を対象とし、木質ペレットに関する情報公開に努めています。私たちはこれらの活動を通じて、究極的には上記に挙げたような木質バイオマスの有用性が具体化できると考え、活動を続けています。