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ペレットクラブ メールニュース(No.230)を配信しました(12/27)
【Pelletclub E-mail News◇2022.12.27◇No.230】を配信しました。
なお、前号(E-mail News◇2022.11.30◇No.227)は、こちらから。
※ 当会のWEBに掲載するE-Newsの添付ファイルについては、最新号が配信された段階で、前号のファイルをアップします。なお、当会会員宛に配信してい るE-Newsには、ファイルを添付して配信しております。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------
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Pelletclub E-mail News ◇ 2022.12.27 ◇ No.230
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いよいよ2022年も最後のニュース配信となりました。
2019年の12月頃から始まったコロナ禍も、2020~2021年はまさに未知のウイルス
との戦いで、私たちの生活様式や考え方が大きく変化した2年間だったと思いま
す。出口の見えない状態がいかに辛いことか、多くの人が実感したことでしょう。
2022年に入るとワクチン接種が進んだことだけでなく、感染したことのある人が
増えていくことで、ポスト・コロナが実感できるようになった反面、行動制限が
なくなったことで、今、まさに日本中に感染が爆発的に広がっています。ですが、
3年前のように大騒ぎしていないところに、ウィズ・コロナの地平線があるよう
に思います。
2022年はコロナ禍に終わりが見えだしたのと対照的に、ロシアによるウクライナ
侵攻という、21世紀とは思えないような人道危機がおとずれ、ウクライナの人び
とは出口の見えない状況に置かれています。今年は日本だけでなく、北半球は寒
波に見舞われているので、寒さという脅威も含め、大変な状況だろうと思います。
国連の機能不全には驚くばかりです。
コロナ禍とウクライナ危機によって、物価が大きく上がっています。一つには、
コロナによって貨幣を刷り過ぎたから、紙幣が市場に溢れているという状況があ
るのだと思います。もう一つはエネルギー問題。価格が3倍になった石炭やペレッ
トだけでなく、石油も政府が介入して価格を抑えていただけで、実際は値上がり
しました。また、驚異的な円安も対米ドルは落ち着きましたが、対ユーロは高止
まりしたままで、日本の国力低下が否めません。
とまあ、マクロ的には明るいニュースがないような状況ではありますが、バイオ
マス業界は必ずしもそうではないと思います。
先日、総会を開催した中で、久々に何名かの方々と顔を合わせてお話をしました
が、ペレットストーブの販売は激増していないけれど、減少もしていないという
お話でした。
ただ、燃料に関しては国内の生産者が減って、一部のエリアで供給不足が出てい
るということでした。
最近のトピックは、産業用の熱利用の分野でバイオマス、特にチップやペレット
といった燃料が使われ出しているということで、これはCO2の排出抑制を目的と
した取り組みという点で、これからのトレンドを示しているように思います。
総会でも申し上げましたが、当会は業界団体というよりはクラブとして、初心に
立ち返り、ペレットを含む固体木質バイオ燃料を普及するためのネットワークを
構築することを目的に、来年以降も活動を進めていきたいと思います。
年度内はペレットネットワークの構築に向けて、ペレット生産者との対話を始め
たいと思います。
そして、次年度、5月には環境展において「木質バイオマス特別展示」として
Bioenergy Japan2023を開催したいと思います。
皆さんの積極的な参加と、建設的な意見をお待ちしております。
最後になりましたが、年会費や寄付金をお支払いいただいた会員の皆様に御礼申
し上げます。ありがとうございました。
一点、反省すべきは、会員からの要望に従い、今年度から銀行振込を受け付ける
ように致しましたが、郵便振替と違って、明細がわからず、支払いの内容を証明
するものが残らないことが問題と気付きました。そのため、銀行振込の方々には
別途、メールにてPDFによる領収証を発行させていただきます。宛名や明細に変
更が必要であるとか、紙の原本が必要という方は、事務局から送らせていただい
たメールに対して個別にお返事いただければと思います。
本年も1年お世話になりました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
MN_2022_12.pdf
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